美しくきらめくターコイズブルーと波の音…。
メキシコの観光都市カンクンは、水平線の向こうのロマンに胸が高鳴るカリブ海を臨むビーチ・リゾートとして知られています。
年間平均気温が20度以上という常夏のカンクンは、長さ20kmにもなる絶景ビーチの横に数多の豪華なホテルが立ち並ぶホテルゾーンを中心にショッピングやグルメを楽しめるほか、少し足を伸ばすとロマン溢れるマヤ遺跡やセノーテなど、ビーチとはまた違った魅力的な観光スポットもたくさんあり、幅広い楽しみ方ができるのが特徴です。
メキシコというと中南米でちょっと敬遠しそうになるかもしれませんが、カンクンは治安もよく、アメリカではバカンスの旅行先として大人気。日本からは16時間ほどと少し距離があるのでそこまでメジャーにはなってはいないかもしれませんが、実際に行ってみて、「メキシコは…すごいぞ…!」と声を大にして言いたい私が、リアルなカンクンに行くなら是非行ってほしいおすすめ観光スポットを紹介します!
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セノーテ
初っ端からラスボス級の絶景観光スポットを紹介します。そもそも私がメキシコに行きたいと思い立ったのは、どうしてもこのセノーテに行きたかったからなのです。
セノーテというのは、メキシコがある中米ユカタン半島特有の天然の泉のことをいいます。ユカタン半島は石灰岩でできた土地なので、それが削れてできた陥没穴に地下水が貯まって泉ができるんですね。
ユカタン半島には河川がなかったので、かわりにこの泉が、かつて内陸で栄えたマヤ文明を支える立役者となりました。ですので「セノーテ」には、マヤ語で「聖なる泉」「命の水」という意味もあるんです。
そんなセノーテは上から見るだけでも綺麗なのですが、魅力はやはりその下層世界。
それは、どこまでもつづく、透きとおった鮮烈な青。水中に潜ると、太陽の光が幻想的に差し込み、小さな魚たちがその中を泳ぐ様を見ることができます。この美しさは、息をのむほど、という言葉が本当にぴったり。神秘的で、心が揺さぶられる、まるで現実味のない、圧倒的な美しさ。それがセノーテの世界なのです。
ちなみにカンクンには有名なセノーテがいくつもありますが、特に人気の3箇所すべてに行ったのでそれぞれレビューします。写真はすべて、iPhoneで撮影した無修正です。
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セノーテ・イキル
超人気観光地であるチチェン・イッツァと近いためセットで訪問するオプショナルツアーなどが多くこれまた大人気のセノーテ。
セノーテイキルは縦に深く、地底にむかって穴が空いたようになっているのが特徴です。上から長い蔦がさらさらと垂れ下がっているのもなんだか幻想的で魅了されてしまいます。
まあ勝手に秘境的なものを想像していたので、イメージとはちょっと違いましたかね。人がいなかったら多分本当に神秘的なんですけど…!
洞窟のような地下にあるセノーテなのに、水たまりの真上だけぽっかりときれいに突き抜けていて空が見えるというロケーションが珍しく、かつ素晴らしいと思います。
水中は青くないので、「水の中見るよりも、水にたゆたいながらぼーっと空を見上げて自分の世界に浸る方が好きかも…」という人にはココが一番おすすめです。
あと、飛び込みできるのもここの特徴ですね。ですのでレジャー施設的な感じではしゃげる観光スポットといえるでしょう。かわいい外国人の男の子がバッシャンバッシャンセノーテに飛び込んでくるのを見てにやにやできるのも良いポイントです。(ひどい観点)
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グラン・セノーテ
ジャングルの中にある秘境のような雰囲気のグラン・セノーテ。すっかり日本でも有名な観光地になったのではないかと思います。
上から見てもうきうきしてしまう絶景ですが、個人的にはやはり中の様子を声高におすすめしたいです。中から見上げた水面の輝き、透明度はこのとおり。
小さい頃、ラムネの瓶やビー玉を見てときめいていた、あの純粋な心に思わず帰ってしまうような色ではないですか?静かな世界には、小魚が泳ぎ回っていました。画質を50%落としているので、実際はもっと鮮やかで美しかったです。
水面の色が美しい。太陽の光の差し込み方が奇跡的なのでしょう。
そしてここグラン・セノーテでは、名物光のカーテンも見ることができます。
こんなん見たら、泣いてまうやろ?ええ…そりゃもう。
【グランセノーテ早朝ツアー!】TVでも話題の光のカーテン!グランセノーテでシュノーケル《ホテル送迎付/日本語ガイド/防水カメラ貸出可》 - タビナカ
【メキシコ・カンクン発】グランセノーテ+チチェンイッツァ遺跡+セノーテ・イキル3大観光地ツアー【ホテル送迎&日本語ガイド】 - タビナカ
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セノーテ・ドス・オホス
個人的には、複数箇所セノーテに行く予定なら、ドスオホスは絶対最後にとっておいた方がいいよ〜〜!と全力で言いたい王者セノーテです。(なんだそれ)
期待を裏切らぬ鮮やかで幻想的な青。恐ろしいほどの透明度で、その凄まじさは水の中に入った時、そこが息ができない場所だとつい忘れてしまうほど。
こちらでも光のカーテンが見られます。神秘的な水中世界に言葉を失いました。
しかしこれだけでは終わらないのが王者である理由。ここドスオホスの最大の魅力を、私は光と闇のコントラストだと思っています。(中二病発動!)
ドスオホスというのは二つの目という意味です。第一の目と第二の目とよばれるセノーテが水中トンネルでつながっていて、ダイビングの名所なのだそう。とはいえ、シュノーケルでも光と闇の美しさは体験することができました。
水中トンネルはダイビングでないといけないのですが、「バットケーブ」と呼ばれるエアドームがあるのが、ここドスオホスの特徴。
※ただし、危険が伴うためシュノーケルでも公認インストラクターの同伴必須です。
そこをシュノーケルで進んでいくことができます。ダイバーさんが深いところで泳いでいるのも上から見えました。
…というかこの上↑の写真、すごくきれいにダイバーさんが写っていますが、かなり遠くにいらっしゃったんですよね…。水の透明度が本当に尋常ではない。
ぶれずに撮れた写真が残念ながらなかったのですが、大きく育った鍾乳石や石筍、巻貝の化石なども洞窟の奥ではたくさん見ることができました。
鍾乳石って、100年で3センチ程しか成長しないそうです。けれどここには水中にも天井にも巨大な鍾乳石がたくさんそびえていて、実に4〜6万年前のものもあると…。美しさと力強さ。地球の歴史と地形の変化など、長い長い時を感じさせられました。
【カンクン定番】神聖なる泉『セノーテ』でファンダイビング!自然が作り出す光のカーテンや鍾乳石は一生に一度は見ておきたい水中の絶景!《日本人ダイバー同行&ホテル送迎付き》 - タビナカ
そういえば、当然ながらセノーテは淡水なので、 ザブザブ水に入った後も髪や肌がきしきししないのが良かったです。
あと、グランセノーテは水の透明度が午後になると濁り始めるそうなので、朝方行くのがおすすめです。また、美しいセノーテを守るために、お化粧や日焼け止めには配慮しましょう。
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マヤ遺跡
カンクンが位置するユカタン半島には、今もマヤ文明の遺跡が数多く残っています。
独自の文字も持ち、また非常に高度な数学的知識や天文知識、建築・医療技術などを持っていたマヤ人は、かつてこの一帯で一大文明を築き、紀元前から16世紀頃まで2000年以上の長い期間栄えました。
スペインによる植民地化の過程で、マヤの書物はたった四冊を残して全て焚書されてしまい、彼らの歴史についてはベールに包まれています。なぜ滅びたのか?なぜそれほどの知識をもっていのか?どのような治世で栄えたのか?今なお解明されていない謎が多く残っているマヤの遺跡には、太古から続くロマンが詰まっています。
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チチェン・イッツァ遺跡
チャックモール!チャックモール!
きっとチチェン・イッツァに行った後、あなたはこの言葉しか言えなくなるはず。(?)
チチェン・イッツァはかつてマヤ文明が栄えた古典期後半の中心地として機能しており、1988年に世界遺産に登録されて以来メキシコで最も観光客の多い考古学遺跡となりました。
チチェン・イッツァの最大の見どころは、何といってもエル・カスティージョ--「ククルカンのピラミッド」「ククルカン神殿」などと呼ばれるピラミッドでしょう。
世界一美しいピラミッドとも言われており、ピラミッドを構成する段差などにもすべて天文学的な意味があります。最上段には神殿があり、「ククルカン(羽毛の生えた蛇神)」を祀っていました。
ククルカンといえば、このピラミッドが有名な理由のひとつにククルカンの降臨現象があげられると思います。一年に二回、春分の日と秋分の日だけピラミッドの最下部にある蛇の頭部を模した石像が太陽で照らし出されると同時に、北東の階段側の壁にうねるような光のジグザグ模様が浮かび上がり、それがまるで天から降りてきた巨大な蛇のように見えるのです。世界一美しいピラミッドだと言われる所以は、こうした天体の動きを熟知した上で緻密に計算し建築されているという神秘的な部分にもあるんでしょうね。
ピラミッドひとつとっても多くの秘密が隠されていますが、他にも見所は多くあります。たとえば「球戯場」です。
2チームに分かれて、ボールを相手側の石の輪ゴールに通すと点が入るというルールだったそうです。ちなみにこの石の輪、高さ6メートルの所にある上、使われていたボールというのも非常に重かったので現実的に考えてかなり厳しかったのではと言われています。
球戯とはいいますが、これの特徴は遊びやスポーツの類ではなく「神聖な儀式」であったということ。その昔、この球技は天体の動きに見立てて始まり賭け事(娯楽)に使われていましたが、時代を経るにつれて神聖化されていったようです。
上の写真には石に掘られた絵が描かれていますが、中央右に放射状の線が見えるでしょうか。これには、首を落とされて血が噴き出し、その血の先がヘビの頭に変形している人の様が描かれています。
この球戯で争ったいずれかは、神に命を差し出しました。これには諸説ありますが、最近では負けた方ではなく勝った方がより高潔な血を持つものとして神のもとにいく生贄になったとされています。(とはいえ、奴隷を生贄にしていたらしいとも言われていたり、色々あったんでしょうね)
他にも生贄を投げ込む井戸や心臓を置く台など、トルテカ文明に影響を受けているためドキドキしちゃうあれこれを見ながら刺激的なエピソードをたっぷり聞けるのがチチェン・イッツァの魅力です。
「え、怖!」と思うかもしれませんが決して残酷な話ではなく、彼らにとっては神を信仰し天国への道を開く尊いことだったのです。…ここに転生したくはないけどね。
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コバ遺跡
少しマイナーかもしれませんが、考古学的な見所が多いので遺跡や人類史のミステリーに心くすぐられるという方におすすめしたいのがこちらコバ遺跡。観光地感があまりないので、そういうのにワクワクする人におすすめです。マヤ人が説明・ナビゲートしてくれる場面もあり、感慨深いものがありました。
敷地内は広いため、自転車で走り回ります。ジャングル探検みたいでなかなか楽しい。
コバ遺跡には石碑が多く残っていて、当時の治世や歴史について紐解くヒントを目にすることができるのが素敵ポイントです。
また、チチェン・イッツァまでつづく100kmの長い道(サクべ)の起点もありました。かつてのサクべは、月の光に照らされて夜は白く輝いていたそう。そういえばマヤの世界観は、天と地、死と再生、光と闇…といった二元論だったという話も聞きましたが、なんていうか…マヤ人ってすごくロマンチックだと思うんです。(そしてトウモロコシになりたいと願っていたらしい。意味わからん。可愛すぎる。)
コバ遺跡は、登れるピラミッドがあることでも知られています。なかなかの急勾配で私は恥ずかしながら這いずるように昇降しましたが、上からの眺めはよかったです。
かつては下に森などなく、このピラミッドを中心に大きな街が広がっていたといいます。
時の支配者は、ここから街の様子を日々眺めていたんですね。
遺跡の近くのお店の前で見つけたブランコ。ここで休憩するの、いいなあ。
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トゥルム遺跡
定番のインスタ映え・フォトジェニック観光スポット。美しい海をバックにたたえたこのロケーションですもの、人気ぶりには全力で頷けます。
トゥルムの特徴は、遺跡×ビーチのハイブリッド観光地であるということ!海水浴もできるので欧米の観光客に特に人気だそう。
遺跡の方も、他のマヤ遺跡とは雰囲気が全く違います。とても開放的な感じでした。
かつて、ひどい干ばつによる飢饉で食料を求めたマヤ人は、どんどん内地から海辺へ移動して、最後にこのトゥルムの地にたどり着いたといわれています。
そう、トゥルム遺跡は、マヤ終焉の地なのです。そう考えると、美しい海とうち捨て去られた遺跡のコントラストに何だか寂しい気がしますし、歴史と人類の興亡の謎につい想いを馳せてしまいます。
この海をカヌーでわたり、内陸のあちこちと貿易もしていたんだとか。
しかし考古学の観点からするとトゥルムには重要なものがあまり残っていないため、ロケーションを楽しみに行くということに比重が傾いてもOKな方におすすめしたいですね。
そういえば、この遺跡に行くまでのバスも可愛かった。
個人的にトゥルムを気に入ってる理由として挙げたいのが、トゥルム遺跡の「風の神殿」と「天くだる天使の神殿」という、建物のネーミングセンス。
…え?なに?ドラ○エ?ゼ○ダ?中二病に戻そうとしないでください…でもそんなネーミング、大好きだよ…♡となってしまうトゥルム遺跡。是非来てね!…って、トゥルム遺跡に住んでるイグアナも言ってました。(イグアナがめちゃくちゃいっぱいいます。贅沢な住居…)
文明が終わるってなんなんでしょうね。当時の人々もここで海を見てたのでしょうか。長い歴史を思うと、感慨深いものがあります。
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そんなわけで3箇所のマヤ遺跡を紹介しました。時間やルートの制限上行くことはできませんでしたが、テオティワカン遺跡やウシュマル遺跡など有名なマヤ遺跡はほかにも近隣にあるので、ビビッとくるところに行くのがいいかなと思います。ちなみにウシュマル遺跡には魔法使いのピラミッドというゾクゾクする名前のピラミッドがありますよ…。
個人的には遺跡に関しては、ツアーをお願いすべきかなと思います。ただ見て回るだけだと、ただの石の塊、ただの道に見えて二秒で観光終了して非常にもったいないです。ほんと、標識とか説明文の掲示板とかが全然なく超不親切(でもそれがメキシコらしくて好き)なので、知識がないとちんぷんかんぷん。
私はマヤ文明や遺跡に元々そこまで関心がなかったのですが、軽い気持ちでツアーをお願いして本当によかったと振り返って思います。おかげさまで興味が掻き立てられすぎて、日本に帰ってからマヤ文明の本買いましたからね…。知識ある人に説明してもらうと、満足度は確実に数倍跳ね上がります。
ちなみに私は、チチェン・イッツァはグループツアーを、トゥルムとコバはウォータースポーツカンクンの吉田店長に個人ツアーをお願いしました。
本当に行ってよかった!
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プラヤ・デル・カルメン
プラヤ・デル・カルメンは思わぬ伏兵でした。旅行前にはまったく目に留まっていなかったのですが、行くとワクワク♡ドキドキ♡が止まらない街でした…。
ADOバスでセントロから片道1.5時間程度でいけます。
カラフルな小物が並ぶお店はメキシコならでは。これを見てるだけでテンションが上がります。そういえばメキシコは何もかもの色味がビビッドでとても目が幸せでした。
街を歩いていると、メキシコ人の陽気さにこちらまで心が踊ります。皆気さくに「ハーイ、セニョリータ!(やあお嬢さん!)」と声をかけてくるし、「テキーラ?マルガリータ?メキシカンボーイフレンド?あーっはっはっは!」「ジャパニーズ?いえ〜いココボンゴ、笹だんご!」など謎のギャグもかましてきます。誰が教えたんだ。東南アジアでありがちなノリのさらに陽気バージョン。
ちなみにココボンゴとは、超有名なナイトクラブのことです。観光客、特に欧米人に大人気で熱狂的な大騒ぎのパーリナイを過ごせるスポット。私は行く予定だった日に観光疲れで爆睡してしまい行けませんでしたが(間抜けな…)、現地で話した外国の観光客たちが皆そろって「最高、超エキサイティング!」「ショーがすごくて見入っちゃったよ!」と絶賛していたので…ああ〜悔しい〜!
プラヤ・デル・カルメンにもホテルゾーンにもありますので、興味がある方は是非。
人気ナイトクラブ「ココボンゴ 」 クラブはしごプランあり<飲み放題付/往路送迎オプション有> | カンクンの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
さて、暑い日のお散歩には冷たい甘味が必須ですよね〜!アルドスのアイスはおいしいから是非食べて欲しいです。店舗がいくつか街中に散らばっているので、誘惑に負け二回食べました。(……。)
海も見えるというのが、プラヤ・デル・カルメンをより愛しい観光地にする要因のひとつ。もちろん、ビーチは大人気!プラヤで一泊というのもありだったかな〜と行ってから思いました。
世界中の海それぞれに特徴があると思いますが、私の中でカリブ海は「感傷にひたらなくていい、抜けるような明るい青」ですね。アドリア海とかはちょっと重いじゃないですか。エーゲ海も見てると少しさみしくなるでしょ。…何言ってんだ?私は。
夜も遅くまでお店があいてるので、賑やかな声や音楽があちこちから聞こえてきます。大道芸人や、夜しかやってないらしきワゴンショップが出てきたりと時間を忘れて楽しめました。
プラヤ・デル・カルメンには大型のショッピングモールも小売店もいっぱいますし、レストランもたくさんありますので、ショッピング・グルメにはとにかく事欠かないというのもおススメできるポイントかなと思います。
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ピンクレイク
ここはフォトジェニックスポットとして、あるいは話のネタとして、紹介したいですね。通称ピンクレイク、正式名称Pink Lagoon Las Coloradas(ピンクラグーン ラスコロラドス)。
鮮やかな桃色に染まった巨大なピンクレイクは実は塩田。この不思議な色のわけは、ここに生息している赤い色素を持ったプランクトンが水面に(塩分濃度が高いせいで)ぷかぷか浮きあがってできるのだそうです。
…うん、なんだっていいさ。かわいいは正義。笑
みた瞬間、思わず「おお〜っ!」と叫んでしまうこと間違いなし。写真が好きな人なら、きっと個性的なステキ作品も撮れるのでは!
ハートをつくるのは、ここで一番人気なポーズだそう。キャピキャピ。
ただイメージ通りのこの景色が見られるのは12〜2月、かつ昼〜夕方頃にかけてということは注意が必要です。
そういえばこのへんに生息しているフラミンゴは、赤いプランクトンを食べるせいで体がピンクに染まっているんですよ。
本当にピンク!おしゃれさん!
近くに環境保護区のリオラガルトスという場所がありボートで行くことができるのですが、そこがフラミンゴの営巣地になっているので見ることができます。…ミカン食べ過ぎたら手足黄色くなったりするもんね〜。色白になりたかったら毎日ホワイトチョコかお餅でも食べたらいいの?(太るだけ)
リオラガルトスも行くなら、オプショナルツアーにするのが良いかと思います。
【メキシコ・カンクン】チチェンイッツァ遺跡+セノーテ・イキル+ピンクレイクを1日でまわる充実ツアー【ホテル送迎&日本語ガイド】【月・水・金・日のみ】 - タビナカ
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オールインクルーシブ・ホテル
長い長いビーチに沿って立ち並ぶ豪華なオールインクルーシブ・ホテル。
オールインクルーシブというのは、旅行代金の中に滞在中の飲食、アクティビティ、フィットネスなどなどあらゆる費用がすべて含まれている旅行プランのことをいいます。
贅沢な時間を過ごせるため、一日二日はホテルの中でひたすらのんびりするのもカンクンでの楽しみ方です。
しかしその分お値段はとってもお高いので、私は中流くらいのホテルで、飲食や施設利用だけがインクルーシブのプランで滞在しました。上流ホテルだとスパとかマリンレジャーまでインクルーシブのことがあったりするようですが、そこまでなくても十分楽しめるとは思います。
私が宿泊したのは「パナマジャック・リゾーツ・グラン・カリベ・カンクン」。まさにリゾート感満載のホテルロビー!
夜にはここにもブッフェ台ができて、立食で賑わっていました。そういえばオールインクルーシブホテルでは、宿泊観光客同士のコミュニケーションが活発なのも楽しかったですね。ロビーやバー、プールサイドなどあちこちで会話が生まれウキウキに拍車がかかりました。
さて、飲食し放題なので目一杯満喫して元をとるため(貧乏根性)、意気揚々と繰り出します。
どんな飲み物もオーダーすれば作ってくれます。南国っぽくて可愛い♡
食べ物やスナック、飲み物を携えてビーチに行くと、海辺にはビーチチェアだけでなく真っ白なキングサイズの天蓋ベットが…。(写真の左端に写っているやつです)
「素敵〜ロマンチック〜♡ドリトス食お♡」
というわけでベッドの上で寝ながらスナックやホットドッグを貪りました。あ〜贅沢だな〜!ぼりぼり!
海に飽きたらプールもあったり(しかも3種類くらいあった)、ビリヤードができる部屋があったり、レストランも複数件あるのでハシゴしてみたり、民族舞踊や演劇のショーがバーで開催されたり…と、ホテル内だけなのにすることは尽きません。
旅行中全日こういうホテルに泊まるのはもったいない気もするので、観光疲れした最終日あたりに宿泊するのがおすすめですね!
スイムアップバーや露天ジャグジー、ハンモック付きの部屋もあり、中も使いこなせないほど広々としたつくりになっています。ミニバーも充実しているので、もはや部屋にいても幸せ。楽しかったな〜と思い出を噛み締め、ゆっくり体を癒してから現実に戻れます。(つら)
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おまけ:お土産編
なにを買うのか、お土産編! をちょっとだけ紹介します。
ちなみに上の写真はメルカド28というお土産市場のエントランス。個人的におすすめのお土産探しスポットは、プラザ・ラ・フィエスタですかね。前にSelectoというスーパーもあるのでお菓子から民芸品まで幅広くちゃちゃっとカバーできて便利だったので。
プラザ・ラ・フィエスタはカートまで可愛かったです。↓
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ココア
メキシコのココアはシナモンをはじめとするスパイスがきいていて、独特の風味がありますがとっても美味しいです。体がめちゃめちゃあったまります。スタバにも普通のココアとメキシカンココアがあるのでお試しあれ。
お土産用としておすすめなのは「CHOCOLATE ABUELITA」。写真の黄色いおばあちゃんのパッケージのやつですね。中にチョコレートタブレット(これをミルクと溶かして飲む)が数枚入っていて、全て小包装なのでバラマキにもおすすめです。匂いはすごいけど。笑
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オーナメント
きゃんわいい〜!!と店内で叫んだこちら。メキシカンな衣装に身を包んだ個性豊かなオーナメントは、種類が本当に豊富でカラフル。
女の子と男の子のキャラを組み合わせたり、ちょびヒゲの陽気なおじさんを三つつなげたり…かわいすぎて思わずニヤニヤしてしまいます。お持ち帰りしたオーナメントは、元気に家を賑やかしてくれていますよ。あっちこっちにいるので見かけたら是非。
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チョコレート
チョコレート中毒なので、どの国に行ってもスーパーのチョコレートはほぼ全種類買って食べ、気に入ったものをお土産にするというのをマイルールにしているのですが、メキシコのチョコレートにはもうびっくりですよ、ぜんぜん美味しくないです!爆笑。味云々というより、食感?なめらかじゃなく粉っぽいんですよね。
チョコレート作りを人類史で初めて形にしたのはマヤ人だとも言われており、とても古い歴史があるはずなのに…。世界経済の構造について考えさせられました。
ただ、パッケージがとってもかわいいのでつい買ってしまいましたし、女友だちにはわりと普通に喜ばれました。パッケージは本当に可愛い♡この粉っぽさや苦味がちょうどいいという人もいる模様。
あ、でも下の「CHOCO YOGO」というのは割と普通においしかったですね。おみやげ屋さんじゃなくてスーパーに売ってるようなやつで、中には牛の形のチョコレートが入っていました。
もちろんテキーラや地ビールもめちゃくちゃおいしいし、ドリトスを始めスナックもクセになる味が多いです。このへんは好みもあるので、オールインクルーシブホテルに泊まる方なんかは滞在中に色々試して、好きなものを買って帰るのがいいかな〜と思います。
また、上で紹介した以外でも、メキシコは小物や雑貨などどれをとってもカラフルでかわいくて、街を歩いていると名のない小売店でもきっとステキなお土産に巡り会えると思います!(プラヤ・デル・カルメンおすすめ。)
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カンクンは…すごいぞ!
というわけで、カンクンに行くなら是非行って欲しい!おすすめしたい!という観光スポットをザッとまとめてみました。どこ行こうかなと迷っている人の参考になればと思います。
時期的に行けなかったですが、ジンベイザメとシュノーケリングとかもできるんですよ〜!これは時期改めてぜひやってみたい…!
《6月から9月限定》ジンベイザメと一緒に泳ごう!カンクンの海でジンベイザメとシュノーケリング【日本語ガイド付】 - タビナカ
ちなみに私はメキシコに行った際、カンクンからグアナファトに移動し、2都市に訪問しました。
グアナファトはディズニーの「リメンバー・ミー」の舞台にも最近なったそうですが、街自体が世界遺産のこれまた非常に美しいところです。グアナファトも激推し超おすすめ大絶賛拍手喝采観光地でした。…メキシコ、本当にいい。
ではでは、みなさんがメキシコ&カンクンで素晴らしい時間を過ごせますように♡